診療科・部門紹介 救急科

診療内容

 当院の救急センターは、「救急医療の提供を通じて安房地域の住民へ安心を提供すること」を目的としています。そのため、重症度や疾患の種類によらず、24時間、365日患者さまを受け入れるER型救急の体制をとっております。当院では緊急手術など対応困難な診療もあります。そのような患者さまに対しては一度当院で診察や応急処置をおこなったうえで、亀田総合病院や君津中央病院等の高次医療機関と連携をとり、転院搬送を行う体制を築いています。
 現在、救急科には、救急科専門医1名が所属し、当院総合診療科や亀田総合病院救命救急科等からの専攻医 計1~2名程度、亀田総合病院等の初期研修医2名程度が月ごとに交替で所属しております。夜間休日などは当院他科医師や他院医師の協力を得ながら、救急医療を提供しています。

救急センター診療体制
※常に記載の通りであることを保証するものではなく、代表的な一例です。
  平日/土曜日 日曜日/祝日
日中 合計3~4名程度
内訳:救急専門医 1名
総合診療科/救急科専攻医 1名
初期研修医 1~3名
救急車担当 1名
内科 1名
外科 1名
小児科 1名
夜間 合計1~2名程度
内訳:各科専攻医以上の当直医 1名
初期研修医 0~1名
※別途病棟当直医 1名
 
 救急センターにはHCU病床5床を併設しています。2019年度の開設以降、徐々に利用を拡大し、総合診療科や循環器内科を中心とした重症患者さまの管理も可能となっております。
 5年ごと更新の2018年度病院機能評価において、当救急センターは「評価S」事例と認定されておりますが、これに慢心せず、さらに地域の救急医療を担う機関として改善してきます。地域住民のニーズに応えられるよう持続可能な体制を構築し、地域のプライマリケアおよびセーフティーネットの一貫としての救急医療を提供していきます。

患者さまへ
  1. 緊急度の順に診療を行いますので待ち時間が長くなることや診察の順番が前後することがあります。多くの患者さまが受診されるため、来院した順に診察すると手遅れになる患者さまが出る可能性があります。そのため、トリアージという仕組みを採用しております。これは救急搬送された患者さまも対象です。来院後、まずトリアージナース(緊急度を判断する看護師)が状態を確認し、緊急度を判定します。この緊急度の順に、医師が患者さまの診察を行います。混雑時は場合によって待ち時間が5~6時間になることがありますのでご了承ください。
  2. 救急センターでは緊急で必要と判断された検査/処置のみを行います。救急センターでは医師が「いそいで行う必要がある」と判断した検査や処置のみを行います。どなたでも受診することはできますが、ご希望の検査/治療がある方や以前からある症状についての相談などは、一般外来をご予約ください。(外来予約:0470-25-5121)
  3. 夜間/時間外は小児科など対応困難であることがあります。夜間/時間外は救急科専門医が不在となる時間帯があります。担当医によっては、小児・外科系の診療は困難なことがあります。受診を希望される方は事前に電話でご確認ください。(病院代表:0470-25-5111)
 
2024年04月25日更新

診療関連トピックス

対象疾患

 重症度、疾患の種類、年齢によらず、救急外来へ受診する全ての急病を扱います。みなさまが救急センターを受診することができます。
 ご希望の検査/治療がある方や以前からある症状についての相談などは、ご期待に沿った診療とはならない場合があります。
 必要に応じて、当院他科や地域の診療所、亀田総合病院、君津中央病院と連携して診療し、ご紹介いたします。

2024年04月25日更新

スタッフ紹介

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